女性なら知っておきたいホルモンとむくみの関係

むくみは女性ホルモンと大きく関係しています。通常は塩分の摂りすぎによって引き起こされるむくみですが、女性周期なども深くかかわってきます。毎月のサイクルはもちろんのこと、妊娠や更年期など人生の節目によっても女性ホルモン量は変化します。なぜ女性ホルモンとむくみが関係あるのかを説明します。

 

 

 

■女性ホルモンとは?

女性には生理周期があり、排卵から月経開始までの間優位的に分泌されるのを黄体ホルモン、月経から排卵までのものを卵胞ホルモンといいます。28日かけてふたつのホルモンが順に働くことで、妊娠に備えたり女性の美と健康を支えたりしています。

 

黄体ホルモンは赤ちゃんを迎え入れるために子宮内をふかふかに導きます。しかし妊娠が成立しないと月経が開始し、経血となって流れ出ていきます。すると徐々に卵胞ホルモンの分泌が増え肌はつやつやに、むくみも解消され、やる気もアップ…と女性として一番輝く時期に突入し、排卵が来るとまた黄体ホルモンが優位的に分泌され…と、女性ホルモンはこのように28日周期で調整されているのです。

 

 

■むくむ原因は黄体ホルモンだった!

女性ホルモンのうち生理前に分泌される黄体ホルモンはむくみをもたします。妊娠を想定して分泌されるため、栄養や水分を取り込もうと働き、過剰に水分を溜め込んでしまいます。また妊娠中も黄体ホルモンが優位的に分泌されるのでむくみやすくなります。

 

この時期のむくみは水分がきちんと排出されないために起こります。あらゆるものをためこみやすい時期なので、悪化を防ぐよう特に塩分の摂り過ぎには注意しましょう。ただ時期が過ぎれば解消されるのであまり気にする必要はないので安心ですね。

 

 

■ホルモンのアンバランスにも注意

生理前や妊娠中だけでなく、更年期やストレスによって急激な女性ホルモンの変動が起きる時期もアンバランスを招いてしまいます。すると上手に体内の水分バランスを保てなくなってしまうこともむくみの原因になってしまうので注意しましょう。

 

特に更年期ではホルモンバランスの乱れが自律神経に影響を与えて冷えを招きやすくなります。また筋力の低下によって血流のポンプ機能も落ち、リンパや静脈の流れも低下しやすくなってしまいます。間接的ではありますがこのような症状もむくみの原因となってしまうので、注意しましょう。

 

 

■「むくみを招くから飲まない」のは悪化の原因に

黄体期はむくみやすいですが、解消するためにと飲む量を減らすとよけいむくみを悪化させてしまいます。体内の水分量が下がってくると一定量を保とうと、さらにためこんでしまう性質があるのでやめましょう。飲む量を減らすのではなくしっかり水分をめぐらせて排出するのが大切です。

 

ただ冷たい飲み物は水分の排出を行う腎臓の機能を低下させてしまううえ、血流の悪化も招いてむくみを悪化させてしまいます。ジュースのように甘いものも体内の水分を増やしてしまうのでおすすめできません。飲み物は砂糖なし・常温や温かいものがおすすめです。

 

女性ホルモンとむくみの関係は切っても切れない関係にあります。基本的には黄体期が過ぎれば元通りになるのでそれほど心配ありません。ただ過剰にむくんでしまう方や、卵胞期になってもむくみが続く場合は注意が必要でしょう。改善するためには日頃のホルモンバランスを整えなければならないので規則正しい生活とストレス解消を心がけましょう。

※辛い運動や食事制限は不要!●●と●●●でむくみは治る!